大人のおしゃれ塾、田中です。
今日は、昨日の「紫陽花」に続き「歴史を感じさせるお店」第3弾です。
チサンマンション広島の1階に入っている「松自家焙煎コーヒー」です。
以前は喫茶もされていたようですが、少なくともこの20年は、自家焙煎の珈琲販売だけのようです。
しかも1か月に2回、1日と15日だけ、4時間の営業!
午後14時から18時までの営業時間は、お客さんがひっきりなしです。
チサンマンションの中から行けばこのドアが見えます。
外に回れば植え込みの先に「珈琲の店」の白い文字が見えます。
正面玄関がこちら。
私は「大人のおしゃれ塾」オープン1か月前、5月1日に、珈琲豆を買いに行ってみました。
5月1日といえば、ちょうど新型コロナで外出自粛が求められていた時期です。
行くか行かないか、ためらわれたのですが、チャンスは1日か15日だけ!
同じ建物の1階にあるし、興味が勝って行ってみました。
表通りは普段なら、人や車がひっきりなしですが、この日はひっそり。。。
ところが店内は、お客さんが、次から次へで驚きました。
シルバー世代の素敵な店主(マスター)は、私が初めての客と知ると、ドリップ珈琲の淹れ方を、カウンターで実演しながら説明してくださいました。
「こんなふうに、お湯を沸かすところから全部、相手の前でやって見せると夫婦げんかもおさまる」とか言いながら。
「ほぉー。。。」
奥さんは、レジ横で元気に接客・販売をされています。
テイスティング用の小さめのカップに注がれた珈琲は、酸味が少なく、適度な苦みが美味しいコーヒーでした。
購入したのは松ブレンド!
マスターからは、冷蔵庫での保存を勧められました。
チサンマンション広島は、1階から3階まで、様々なテナントが入っているのですが、
人の出入りがほとんど感じられない事業所もあり、やっぱりこの建物は、不思議感が募ります。