こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。
いやー、私も案外気が弱いのですかね?
アシックスのウォーキングシューズを専門店であっさり購入してしまいました。
一応、買う気では行ったのですが、もう少し他のブランドと履き比べても良かったかなと。
行ったのは紙屋町のアシックスウォーキング広島。
広島そごうの向かい側、エディオンの並びにこのお店はあります。
看板は大きいですが店舗は一階のみ。ランニングシューズは扱っていないので商品数は多くありません。
私がアシックスに来てみようと思ったのは、昨年買ったアシックスのウーシューWU(太極拳シューズ)が良かったから。
それにアシックス(オニツカタイガー)はナイキの創業者フィル・ナイトがリスペクトしていたメーカーです。
卒業旅行で日本の神戸に立ち寄ったフィル・ナイト氏はオニツカタイガーシューズの高性能と低価格に感激し、すぐさまオニツカ社に連絡。鬼塚喜八郎氏と直接面会し、米国西部での販売代理店契約が即座に決定したといいます。
(OTOKOMAE:ナイキとオニツカタイガーの知られざる関係とは?より)
日本のメーカーを応援したい気持ちもあります。
それにここ何日か踵(かかと)に違和感があったのですね。歩き方を変えたせいだと思います。YouTubeに影響を受けたのが裏目に出たのかもしれません。
そんなわけで、傷んだ足を守りたいと思って、こちらの店に来ました。
事前に商品価格をネットで調べてみたら、高くても3万円台。やれBalenciaga(バレンシャガ)が15万円だとか、RICK OWENS(リックオウエンス)が8万円だとかの「異次元な価格帯」ではないので恐れることはありません。
いざ入店!
まずは「計測」から始まりました。
最初に計測点をシールでマークします。(以下、画像4枚はアシックスウォークHPより)
3D足形計測機に片方ずつ足を入れて様々な角度から計測。
計測データを出力。足裏や足の形態をあらゆる角度から確認。
お客様用に計測データはプリントアウト。
以上のようなプロセスを経て、私も自分の計測データをいただきました。
自分は足幅が広い方だと思っていましたが、左はE、右は2E、とさほど広くなかったは意外でした。
そんなこんなで何足か試着した結果、購入したのがこちら。
GEL-RIDEWALK(ゲルライドウォーク)¥17,600。
オールブラックで重々しい感じですが、実際は片足250gもありません。
アシックスの「エナジーセービング機能」を始め、〇〇パターン搭載とか、〇〇構造採用とか、心強いワードにあふれた渾身の一足。
全体的に地味ですが、そんな中、唯一ソールのピカッと光る部分が華やかさを添えてくれます。
踵のホールド力も素晴らしく、つま先が上がっていることにより歩行の推進力も半端ない感じがしました。
ただ残念だったのが、、、
脱いだり履いたりが面倒なのですね(涙)履き込みが深いので、紐を結んだり解いたりに時間がかかるのです。
ここですよ、私が案外気が弱いと感じたのは。。。
「気が弱い」というのはひょっとしたら違うかもしれません。店員さんの接客、サービス(計測も含めて)に対して、対価を払おうという気持ち(覚悟)から来ているのかもしれません。
靴が合わなかったわけではないのです。ただ着脱を考えたら、他のブランドを視野に入れた選択もあったのではないかと思ったのですね。
「ちょっと考えてみますね」と、ここは買わずに出直す?方法もあったかもしれません。
専門店には実際に計測してくれるなど、お客様個々への対応や、床に跪いての接客など、丁重であることからくる「客側の優越性をくすぐる面」があります。そこが長所でもあり短所でもあります。
いくら接客が丁重でも、店頭にある靴は限られているし、その中での選択になります。そこが難しいところで、あっさり買わずに帰るというのが出来にくくなります。
やっぱり気が弱いのかなぁ(笑)
最近、ファストファッションばかり購入しているので、見極めの勘が鈍っているのかもしれません。
ともあれ、ここはポジティブに、せっかく買ったゲルライドウォークですから、しっかり紐を結んだり解いたりして履き込んでいきたいと思います。
Let’s go with asics WALKING!