こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。
大雨と暑さにみまわれながら今年も夏がやってきました。
「夏といえばセール♪」と浮足立っていたのはいつ頃までだったか。。。
今では年中、値引き商品がワゴンに積み置かれ、セールのありがたみは昔より薄らいできたような。
とはいえ、やはり夏と冬のセールはほとんどの店舗、ブランドが総力をあげて仕掛けてきます。
私も昨年の夏からH&Mで購入するようになり、今年も早速、セール開始と同時に「3点」注文しました。
定期購読している『ジゼル』も8/9月号はずいぶん内容が充実していて、読んでいたら一気に気分はファッショニスタ(笑)
今日はそんな『ジゼル』8/9月号とH&Mのセール商品についてお話ししたいと思います。
一部商品を除いては、まだ在庫がありまので、ご参考になりましたら幸いです。
着こなし提案に底力『ジゼル』8/9月号
前回の6/7月号に続き今回も8月と9月の合併号でしたが、なんだか表紙からして印象が違います。
6/7月号はモデルのクローズアップ。
8/9月号はモデルがフィギュアのように並べられていてポップなイメージ。
前号からモデルもかなり入れ替わっていて、より大人っぽさが強まったように感じました。こちらの方が私には好印象で、『ジゼル』にはやはりスタイリッシュであってほしい気がしています。
とはいえ、いくらスタイリッシュでいたいと思ってもこの暑さ。
そこをジゼルさんはよくわかっていらっしゃいます。
夏はおしゃれ心も暑さに負けてしまいがちなことを。
そこで今号のテーマがALWAYS LIGHT「シンプルだからできる冒険」。
上下のワンツーや1枚完結のワンピースなど、必然的に装いが単純になる夏だからこそ、自分の「好き」に素直に従うことが“埋もれない個性”を作るための近道に。
と、夏のおしゃれへの道しるべを示してくださいます。
こんなふうに雑誌を擬人化した言い方は、じつは能町 みね子さんの『雑誌の人格』の真似てみました。
能町さんはエッセイストでもありイラストレーターでもある多才な方ですが、私は文化出版局の『装苑』で毎月、様々な雑誌をとりあげて、読者や作り手側の生活やし好を面白おかしくイラスト入りで連載されていたのをとても楽しみにしていました。
2010年代前半だったように思います。
ついその影響で、ジゼルさん、と言ってみたくなるのですが、ジゼルさんは、抜群のセンスの持ち主な上に、かなりな文豪です。
小説家とかエッセイストへの道もあったかもしれません。
でもそれ以上にファッションが好きだったのかもしれません。
なので、ジゼルさんは自身の文章への思い入れを、控えめに、けれど十分発揮させるため、文字サイズを小さくする、という手法を生み出しました。
いや、ホント文字小さいですから。
しかもジゼルさんは英語好きです。
英語と日本語が入り混じるので瞬間的に理解が難しくなります。
一番の問題点は、章立てがわかりにくいこと。
一般的に、章立ての順序としては「章―節―項」となりますが、章が4つも5つもになると頭がこんがらかってきます。
ウェブサイトであればクリックすることで次ページにどんどん進み、行き着いたら「戻る」ボタンを押すことでスタート地点に戻ることができます。
この階層が紙媒体ではなかなか理解しにくいのですね。しかも英語表記が多いですから、見た目はスタイリッシュですが一瞬、翻訳に時間がかかり頭がポカ~ンとしてしまいます。
そんなこんなのジゼルさんですが、難解なだけに(笑)毎晩少しずつ読み解いていくのを楽しみにしています。
今のところ理解できているのは、、、
「結局落ち着くTシャツやデニム」をベースにバリエーションを考え、「今の時季しか味わえない高揚感」を大切にしながら「夏にしたいこと全部」をやってしまおう!それが今号のテーマのようです。
ジゼルさんは力強く巻頭でこう述べています。
シンプルだけど差のつく、アイテムの選び方や組み合わせのパターンをこの1冊に凝縮。
本当に掲載されているアイテムの多さには編集部の底力を感じます。
この充実ぶりなら合併号も悪くないなと思いました。
セールで購入したH&Mの納得アイテム
先日来、H&Mからメールが来ていて7月2日でこれまでのポイントがリセットされるとのこと。
H&Mで購入するようになってもう1年が経ったのかと驚きました。
それまでH&Mでは一切買い物をしたことがなかったので、こんなにH&Mの商品が身の回りに増えてくるとは思ってもいませんでした。
どこが気に入っているかというと、やはり値ごろ感とデザイン力でしょうか。
買いやすい価格帯であるにもかかわらず、さらにポイントが付いたり、送料無料だったりすると、そのサービス精神の徹底ぶりに頭が下がる思いがします。
あと環境への配慮もファストファッションとしては群を抜いているでしょう。
もちろん外資系のブランドですから、サイズ展開は日本人向けにはなっておらず、袖丈や着丈には配慮が要りますが、ユニクロやGUにはないデザインを楽しむことができるので、欠かさず新商品はチェックしています。
今回購入した1点目は、クロップドプルオンパンツ。
ドレープ感のあるレーヨン素材でアンクル丈。
ウエストはゴム入りでハイウエスト。サイドには目立たないシームポケットが付いています。
すそはワイドで風通し良好。身長160㎝の私でサイズで丈はちょうど。ウエストはゆるめ(←そこがまた涼しい)。
2点目は、スモールショルダーバッグ。
この商品は残念ながらセールになってすぐ完売しました。
じつはこのバッグ、以前に同型のものを購入していて、、、
とても気に入っていたので、今回、迷わず購入。
小さめのショルダーですが、長財布もスマホも余裕で入ります。裏地も内ポケットも付いていて、クロコダイルの型押しが高級感もあり、セール価格で買えてラッキー。
3点目はH&Mでも定番中の定番、リネンシャツ。
カラーはライトベージュ(麻100%)。
ユニクロのリネンシャツとは違って前立てがあり、衿のかたちがユニクロよりフェミニンな点も気に入っています。
袖丈はSサイズで若干長めですがロールアップして着用するので問題なし。
バックは2枚仕立てのヨーク付きで、背中心にはプリーツ入り。ゆるやかなドロップショルダーで裾はラウンドカット。バックのほうが少し長めになっています。
リネンシャツに関しては私は、洗濯後のユニクロ商品に問題を感じており、こちらの記事は私のブログの中でもひょっとして一番多くお読みいただいているかもしれません。
おわりに
今回購入したH&Mの3点。
特にパンツとシャツは本当に肌触りがよく、サイズ感もストレスがなく快適そのもの。
ジゼルさんは他のページでも言っていました。
着るたびに好きが増す「一軍だけのサマークローゼット」
気づくと何度も着ているお気に入りの服ほど、姿を変えて再び楽しめる
その通りかもしれません。
すでにこの2着は何度も着ています。
着るたびに買って良かったと幸せな気分に。
ジゼルさん、H&Mさん、ありがとう!
夏、元気に乗り切らなくては!!