こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。
「ネイル」というと、なにか爪をいろいろ飾りたてている華美なイメージを持たれている方が多いかもしれません。
確かに、ネイルサロンのメニューには、デコラティブなサンプルがたくさんありますが、本来、健康な指先は、装飾しなくても美しいものです。
手指は、心を込め、手をかけた分、必ず美しくなります。
努力がなかなか実を結ばないことは、人生よくありますが、ネイルケアに関しては、結果が目に見えて実感できるのでやらない手はありません。
ただし、指先は日常生活で荒れやすく、気を許しているとすぐに、ささくれが出来たり、爪が欠けたり、トラブルが発生しがち。
それでも、正しい知識を習得していれば、被害を最小限にくい止めることができます。
まずは栄養の偏りには気を付けましょう。特にタンパク質は大事です。爪の主成分はカルシウムではなくタンパク質なのですよ。
爪に柔軟性があるのは、3層のプレートが合わさっているからです。
それぞれ、縦、横、縦と、繊維の方向性が違うプレートの合板だからこそ、パキッと割れたりしません。
ネイルケアの基本
ネイルサロンやネイリスト検定であれば細かい施術のポイントがありますが、一般的には次の2つのことを心掛けていただけれは良いと思います。
- 爪やすりを使うこと
- 保湿を心掛けること
爪切りでパチンと爪を切ると、爪へ衝撃が大きく、目には見えませんがヒビが入ったり欠けの原因になったりします。切り端も角張って滑らかさに欠けます。できるだけ爪やすりを使うことをお勧めします。
あとは水仕事の後はもちろん、朝夕のお顔のお手入れの際には必ず指先にもクリームやオイルを塗布するようにしましょう。
このようなケアを続けていくと、爪は一気にあか抜けて、カラー(マニキュア)を塗る時も一段と美しさが増します。
カラーリング
マニキュアを塗る際は、正式にはルースキューティクルといって、甘皮周辺の薄皮を除去してから行うのですが、それは初心者の方には難しいかもしれません。
極力、爪のラインが滑らかになるように塗ってみましょう。
「赤」は検定(3級)指定の色ですが、赤がきれいに塗れるようになれば、他の色はラクに感じられるようになります。
あといつも思うのは、赤という色は肌色を大変美しく見せてくれます。肌の白さが一段と引き立ち、指までほっそり長く見えてきます。赤いマニキュアというと派手な印象がありますが、魅力的なお色ですね。
黒髪、白塗り、紅、この三色は日本ならではの究極の色かもしれません。
ネイルは「メイク」と違って、自分の目で見て楽しむことができます。
日々のちょっとした「自分自身へのいたわり」が、日々の晴れやかな気分や自信につながることを願っています。