こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。
いよいよ10月1日、私のリメイク作品が雑誌『家の光』11月号に掲載されました。
『家の光』はJAグループの家庭雑誌で、書店では購入できないため一般には馴染みがないかもしれませんが、創刊が大正14年(1925年)といいますから100年近い歴史があります。
情報量が少ない農村の組合員に向けて出版が始まったそうですが、現在では月間平均70万部の売り上げがあるそうで、これは文芸春秋や週刊文春に匹敵する数字!驚くべき発行部数ですね。
このような由緒正しき雑誌の編集部から原稿依頼が来たのは5月26日のことでした。
何でも私がブログにあげていたニット帽とアームウォーマー(リメイク作品)をご覧いただいたそうで、ぜひとも「手芸ページに掲載したい」とのこと。
ありがたいことです。
それからの私は試作品を作り、作業工程を写真におさめ、原稿を書いて編集部に送りました。
仕上がった作品を郵送した以外は全てメールでのやり取りです。便利な時代になったものだとつくづく思いました。
こうして8月中には校正が終わり(入稿)9月5日に校了。そして昨日、『家の光』11月号が手元に届きました。
自分の作品ではありますが、著作権は私にありませんので、障りのない範囲でご紹介させてください。
手芸ページは68ページから見開きで4ページ。
制作/田中美貴(大人のおしゃれ塾)となっています。
セーターをリメイク、ニット帽&アームウォーマーというタイトルです。
「赤」をメインに打ち出した画面構成、最初は「加えるとしたら紺くらいかな?」と紺のピンクッションを作品と一緒に送ったりしましたが、結局、赤と白にまとまりました。
製図にもこだわったので、200%拡大コピーで使用できるようにしていただけたのは大感激!(涙)でした。
途中、「中とじは図の斜線部分で間違いないですか」とか、「イラストの針に通した糸が1本どりになっています」とかのやり取りが細かくありました。
こうして出来上がった手芸ページ。
企画や編集はもちろん、写真やイラスト、モデルなど、編集部のみなさんには大変お世話になりました。お仕事とはいえ、みなさんの手芸ページにかける熱意や手際の良さにはさすがでした。
『家の光』には手芸ファンも多いとのこと。
読者のみなさんに喜んでいただけたら私も本当に嬉しいです。
貴重な体験をありがとうございました。