こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。
じつは10年ほど前からフラ(フラダンスのこと)をやっていたのですが、手術を経て、もうステージには立たないということで、これまで買い揃えてきた衣装やアクセサリーを処分することにしました。
処分といってもスクールの方で引き取っていただいたのですが、メンバーのみなさんに活用していただければ良いかなと。
少なくとも5~60点はありましたが、その中で1枚、手元に残したのがこちら。
MMJ (エムエムジェイ)というブランドの衣装です。
ハイビスカス柄が華やかな赤のロングドレス
確かアリスガーデンだったか、フラを習い始めて最初のステージで着用しました。
これをパウスカートにリメイクします。(パウ自体がスカートという意味なので本当はパウが正しい呼び方なのですよ)
リメイクのプロセス紹介
基本的なパウは4ヤード(約3.6m)布を使うくらいボリュームがあるのですが、ワンピース1着では布地が足りないので、手持ちのスカートを足すことにしました。
リメイクに使うロングスカート
こちらのスカートも3年くらい前にワンピースからリメイクしたものです。
去年一度着ただけで、今は髪型も変わったため着用しなくなりました。
さて、ここからが腕の見せどころ!
柄と無地を交互につないで十分なすそ幅を確保します。
無地と交互にすることでハイビスカス柄がより引き立ちました。
もとのワンピースやスカートの接ぎ目(縫い目)をほどいて、そのままの状態で組み合わせているので、それぞれのパーツの幅は同じではありません。
ここまですそ幅が広いと多少の差異は気にならず、むしろ変化があって良いくらいです。
ベルト部分は無地布の方から裁断しました。
ゴムを通すウエスト部分のステッチは全部で9本。
縫う距離が長いのと本数が多いので、途中、何度か休憩を入れながらミシンを踏みます。
やっと縫い終わったら最後はゴム通し。
これがけっこう大変なのですね。なかなかスッと通らないので四苦八苦します。
しかも4本!
でも完成するとやはりうれしいです♪
MMJのタグも、すその方に付けておきました。
フラの思い出
このスカートはレッスンに復帰する前、作っていましたが、いろいろ思うところがあり、今月いっぱいでフラはやめることにしました。
教室の空調や換気が今の私には耐えられないものになっていて、レッスン中に呼吸困難とめまいを引き起こすのです。
ソックスを履いたり、パーカーを羽織ったりしてもだめでした。身体が冷え切って狭い空間で息ができなくなります。
長い間お世話になった先生、レッスン仲間のみなさんとお別れするのは寂しいですが、やめ時というものがあるとしたら、それは今かなと。
フラのことは楽しかった記憶のままで終えたい気がしました。
こんな時もあったということで、お目汚しになりますが、2016年8月に瀬戸内のハワイと呼ばれている周防大島に行った時のものを載せさせてください。
フラの写真はグループ写真は山ほどあるのですが、私一人のものは珍しく、後にも先にもこの時のものだけです。
抜けるような青い空
砂浜と眩しいほどの強い日差し
当時は2か月に3回はステージに立っていたので、振付けを覚えるのも大変でした。
踊り譜もたくさん。。。
若くはなかったけれど、フラは私の第二の青春だったかもしれません。
色どりに満ちた幸せな日々を、フラ、ありがとう!
あと何年生きられるのか分かりませんが、今の私にできることをやっていきたいと思います。