こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。
みなさんは着ない服、着なくなった服の処分でお困りではありませんか。
もちろん「もの」は大切にしたいし、最後まで愛着をもって着ることが出来たらどんなにか良いだろうとは思いますが、なかなかそうはいきません。
服には寿命があって、どうしても着ていれば「くたびれて」きますし、体型や好みが変われば、着れないことも起こってきます。
断捨離については以前のブログ「断捨離、着ない服を処分する基準について」にも書きましたのでご覧くださいね。
着なくなったものの処分
いつまでも「くたびれた」服や、着もしない服に囲まれているのは、場所も取りますし、目にするたびに気が重くなり、精神衛生上もよろしくないのではないでしょうか。
やはりここは一念発起して、手持ち服の点検、処分をお勧めします。
処分と言っても方法はいくつもあります。
私は宅配買取の「ブランディア」が買い取ってくれるものは「ブランディア」に送り、ノーブランドのものは「セカンドストリート」に持参して買い取ってもらいます。
メルカリやラクマに出品した方が、もっと高く売れると思いますが、私はそこまでやっていません。
最近では「メルカリでいくらで売れるか」を調べてから、商品を購入する人もあるらしいですね。例えば5500円のスカートが欲しかったとします。その商品がメルカリで3500円で出品されていることを確認し(相場)、だったら実質2000円で買えたことになる、というので購入するらしいです。スゴイ時代になりましたね~(笑)
その他、販売店のリサイクルボックス(回収箱)に入れる、フリーマーケットに出す、友人と交換会をする、寄付をする、適当な大きさに切ってウェス(掃除用の布)にする、リメイクする、などがあります。
何の手立てもしなければ「資源ごみ」として出すことになるでしょう。
私も退院後、生活や身体の変化が大きかったので、かなりな量の「資源ごみ」を出しました。
(うちの町内では記名してゴミを出すことになっています)
本当はもう一袋分くらいあったのですが、その中からフリース系の軽いものやセーターを細かく切って、クッションの中身にすることにしました。
お勧めの簡単リメイク
切り刻んだ古着入りのクッション(中身)
クッションの一辺は45㎝です。
周囲の縫い代は1㎝にしましたから、もとの布は47㎝×47㎝です。寸法はあくまでも目安ですから、一片の長さはお手持ちのクッションを参考にしてください。
クッションの中袋は、手術後に使用した「さらし木綿」です。
幅が足りなかったので不足分を接いでいます。表側と裏側と2枚必要です。
作り方
1.2枚を中表(中が表どうしになるように合わせて)どちらか一枚に縫い代1㎝の線を鉛筆でよいですから書いておきましょう。目印になる線がないとまっすぐ縫えなくてイラっとしますよ(笑)
2.切り刻んだ古着を入れる口(返し口)は20㎝ほどあけて、周囲をミシンか手縫いで縫っていきます。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをして丈夫にしておきましょう。
※手縫いでも小さめの針目にすればも大丈夫です。糸こき(縫い進んだあと、指先の腹で糸をしごき、布がつれないようにすること)という作業をしながら縫い進めると、後から糸が切れたりしません。
3.縫い終わったら表に返して、切り刻んだ古着をしっかり詰めていきます。かなりな量が入るので驚かれるかもしれません。
4.詰め物が終わったら返し口を出来上がり線で折って「まつり縫い」で閉じてください。初心者の方には難しい部分だと思いますが、最初と最後の玉結びと玉止めが表から見えなければOKですから、少々のことは気にせず頑張ってくださいね。
5.クッションの外袋も同じように縫ってください。私は使わない植物柄のナフキンを使いました。古着の背中部分を使うのも楽しいですよ。表と裏で色違い、柄違いとか。
完成まであと一息!
6.外袋を縫い終わったら、表に返して中身のクッションを入れていきましょう。返し口にはご覧の通り、かなりな「力」が加わります。最初はぎゅうぎゅう詰めな印象ですが、使っているうちにすぐに馴染んできます。
7.最後は返し口をまつり縫いして完成です。
おわりに
季節によって外袋がウールだったり、麻だったり、いろいろな表情が楽しめると思います。
大事な思い出の一着も、こうしたところで蘇らせるのも良いかもしれませんね。
他にも初心者の方が簡単に取り組めるリメイクをこちらでご紹介しています。