パリミキ(旧メガネの三城)でメガネを新調しました。

ファッション

こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。

今日は先日、メガネを2本、新調したお話です。

これまでは家の近の「メガネの田中」で購入していたのですが、今回は「メガネの三城」にしてみました。というのも「メガネの田中」は、以前とずいぶん様変わりしていたからです。

メガネの田中の新しいシステム

「メガネの田中」は、地元広島では古くから、田中登志子社長のもと、親しまれ信頼されてきたメガネ屋さんです。

100年の歴史があるそうですが、全国に140店舗を展開する規模になっても、取り扱うメガネの種類や幅広さ、検眼、フィッティングなど技術力の高さで定評がありました。

ところが2016年4月1日付で、専務取締役のデイミアン・ホール氏が、代表取締役社長に就任し、田中登志子氏は代表取締役会長になられました。

その後、田中登志子会長は2019年4月にご逝去され(80歳)今日に至っています。

デミアン・ホール氏は、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)でイノベーション関連の担当だったそうですが、その経歴を生かし「日本のメガネ文化を変える」ために、店舗のデジタル化や、独自のサブスクリプション(定期購読、定期購買)を打ち出しました。

サブスク(サブスクリプション)は最近、流行りといえば流行りで、一定の料金を払えば、音楽や動画が聴き放題、見放題になる「Netflix(ネットフリックス)」など、人気のサブスクリプションサービスは多いです。

これがメガネの場合どうなるかというと、メガネの田中では「NINAL(ニナル)」という月額定額制で利用できるメガネコーディネート&かけかえサービスを提唱しています。

契約更新時には、それまで使っていたメガネが無償提供されるとありますが、1年間定額制で代金は払っているので無償でというのはちょっと違うかなという気はします。

私はファッションに合わせてタイプの違ったメガネを使い分けたかったので、1本の価格が3万円以下に抑えたいと考えていました。

それで以前「メガネの田中」で買ったメガネを調整してもらいに行った際、お店で聞いてみました。「レンズ込みで3万円で作れますか?」と。

担当の販売員さんはベテランの社員さんですが、「いえー、それは無理です。フレームが3万7千円から、レンズが2万9千円からですから」というようなことをおっしゃいました。金額は正確に覚えていませんが「合計7万円になるのか!」と思ったのは確かです。

それでもう「メガネの田中は無理だな」思いました。

視力が変わりやすいお子様とか、老眼が進行されている方にはこのシステムは向いているのかもしれませんが。

それで次は「メガネの三城」に行ってみました。

パリミキに屋号変更したメガネの三城

「メガネの三城」も家から近く徒歩10分といったところでしょうか。

会社の歴史をググってみると、1930年、兵庫県姫路市において時計とメガネの兼業店「正確堂時計店」としてスタートしたようです。創業当時は時計と眼鏡の兼業店だったのですね。

それが1960年以降は眼鏡専門店となったようです。1973年には世界的にもファッションの代名詞でもあるフランス・パリに出店を果たし、その後も日本や世界の主要都市への出店も果たしてきました。

そして2022年、時代に合わせ社名を「株式会社 三城」から「株式会社 パリミキ」へと変更し、屋号も「パリミキ」に統一しました。

屋号から「メガネ」を外すことにより、メガネや目に限らず、お客様のあらゆるお困りごとに関する総合的な問題解決を提供する企業に進化するという決意を表しています。

新しい社名ロゴは、1973年オープン当時のパリ・オペラ店の看板ロゴがに現代のエッセンスを取り入れたそうです。

素敵ですね。

会員登録(パリミキ、オペラクラブ会員)した際には、メガネの「くもり止めジェル」と「のど飴」をいただきました。ちょっとした心遣いがうれしいですね。

購入した2タイプのメガネ

お店に行く前の日には予約の電話を入れました。

ホームページには予約してお越しくださいと書いてあるし、予約フォームまであります。ただしネットからだと3日以降先になるので電話の方が早いと思いました。

確かに先客があると待ち時間が長くなるかもしれません。ですが地方のお店なので平日であればそんなに待つこともないような。。。やはり電話していった方が確実ですかね笑。

当日は検眼からです。入念に調べてもらいました。

フレームの多くは「レンズ込み価格」になっていて、レンズ込みで¥19,800とか¥16,800。

もちろん高価なフレームもたくさんありましたが、私のように何本か欲しい場合はこのようなセット価格はありがたいです。これなら2本買えます!

ボストンタイプと丸メガネが欲しいと言ったら、それぞれ3タイプ、すぐに提案だがありました。セルタイプは鼻当てが一体化したものは調整がしにくいとのアドバイスも。

ほとんど即決状態で、ボストンタイプは黒の艶消しのフレーム(写真上)、丸メガネはチタンとシャンパンゴールドのコンビのもの(写真下)にしました。

丸メガネは直径が大中小と3タイプ試着してみましたが、私には直径が大きいものは似合いませんでした。

ボストンタイプはレンズ上下左右の長さ(距離)があるので遠近両用に、丸メガネはレンズが小さいので近視用にしました(遠近両用は無理)。

丸メガネにはメガネチェーンを付けて楽しみたいと思います。

お会計の時、各種レンズのオプションを勧められましたが、私はキズ防止加工¥3,000をそれぞれのレンズに付けましたが、それでも合計金額は¥41,900!(会員になったので¥1,000割引きもあり)

次は、メガネケース選びです。

今回は黒縁メガネにはローズピンク、丸メガネは麻素材風のピンクのケースにしました。メガネ拭きはケースの内側の色と揃えてオフホワイト。

パリ風(かどうか笑)のカラーコーディネートになったので気に入っています♪

その他のメガネ屋さん

「メガネの田中」をあきらめて、それじゃどこで買おうかと考えた時、候補として上がったのは、今回のパリミキ以外では、眼鏡市場、メガネの21、JINS(ジンズ)、Zoff(ゾフ)、街の個人のメガネ屋さん、でした。

私の中の位置づけでは、メガネの田中とメガネの三城は老舗です。眼鏡市場やメガネの21は、買いやすい価格帯、安定したサービスを提供している中堅のメガネ屋さん。JINSやZoffは価格とスピードを重視した新興のファストファッション的メガネ屋さん。街の個人のメガネ屋さんは鯖江産のメガネとか高級なセレクトショップ的なメガネ屋さん、の印象でした。

JINSでは家用のメガネを一度購入したことがあります。値段相応のフレーム、レンズでしたが、家で着用するには特別不満はありませんでした。

ただ今回は、見え方やかけ心地、今後の調整を含めて、高価過ぎない商品を求めていたので「パリミキ」に行ってみました。

「眼鏡市場」にも興味がありましたが、近くに店舗がないというのも行かなかった理由の一つです。

おわりに

マスク生活がいつまで続くのか分かりませんが、メガネは掛けるはマスクはするはで、顔面がにぎやかです(笑)

にぎやかなのはまだ良いとして、メガネが曇るのはつらいですね~。

そういえばパリミキでもらった「メガネのくもり止め」。このジェルはとても優秀でメガネが本当に曇りにくくなります。

商品のパッケージを見たら「メガネのくもり止め強力ジェル」と書いてありました。

成分は、界面活性剤、アルコール類、水とありますが、さすが強力とうたうだけあって頼もしい商品ですね。