大人のおしゃれ塾、田中です。
朝晩、寒くなってきましたね。
寒くなってくるとよく耳にするのが「おしゃれが続かない」「おしゃれが面倒」という声です。
確かに、暑かったり、寒かったり、眠かったり、日々のおしゃれを維持するのは大変ですね。
でも、なぜ大変なのでしょう。なぜ面倒に感じて続かないのでしょうか。
おしゃれが続かない理由
いつも目新しい服を着なくてはいけないと思っている
毎日、手を替え品を変え、違う服を着る必要はありません。
昨日と全く同じ服というのは、さすがに近年の日本ではタブー視されていますが、1970年代ではよく見られた光景です。
フランス映画の主人公も、同じ服で別の日も登場してきます。いつも違う格好より、似合うアイテムを何度も着用した方が、その人の印象がさらに良い方に強まります。
毎日、違う格好をしなくてはいけないという「強迫観念」は捨てましょう。私たちは「お天気お姉さん」ではありません笑。
着こなしの基本となるアイテムが揃っていない
自分の基本となるアイテムは絶対に必要です。特にボトムスは重要です。
スカートなのか、パンツなのか、丈は長いのか短いのか、幅はタイトなのかワイドなのか。
ここが決まれば、あとはトップスもアウターも、全体のバランスを考えて自然と決まってきます。
ただし、色には十分配慮したいものです。自分のベースカラーを紺、茶、とするならば、紺は紺で、茶は茶でセットアップが作れるよう、アイテムを揃えていきます。
例えば「茶」の例をご紹介しましょう。
ジャケットとスカートを「茶」で揃えています。このセットがあれば、中に着るアイテムを替えるだけで着こなしに変化が付けられます。
オフホワイトのパーカーを着たりとか。
モノトーンや、紺もセットが作りやすいので、上下で持っておくと様々な組み合わせが難なくできます。
アクセントカラーも、2~3色に絞って集めておくと重宝します。
とはいえ、たちまち今日着る服、明日着る服に悩んでいるわけですから、ボトムスを決めるという時点ですでにハードルが高いかもしれません。
そんな場合は、とにかく「持ちの服で3パターン」セット(コーディネート)組んでみてください。その3パターンを1週間、順に着ていけばよいです。
「また同じ服?」というような野暮なことを聞いてくる人がいたら「うん、気に入ってるの」と答えてください(笑)
着ない服が多すぎる
本当に、数はいりません。目に見えないところに収納している服は戦力になりません。
着ない服は、場所ばかりとってストレスの素です。以前のブログにも書きました。ご覧くださいね。
使える服を残し、要る服は買い足しましょう。何が必要なのかが重要です。
私たちの良さを「引き立ててくれる服」です。自然に笑みが浮かんでくるような、満ち足りた感覚がもてるような、そんな服です。
ワンシーズンでは揃いません。コツコツお気に入りのアイテムとの出会いを楽しみましょう。
短時間でできるヘアメイクが修得できていない
「フルメイク」をいつもされている方は、工程も多く、時間もかけている分、お化粧感のある仕上がりに目が慣れています。
素をいかした「ナチュラルメイク」は、メイクをしていない時との落差が大きいため、物足りなさを感じるかもしれません。
けれどそこは我慢のしどころです!
マスク生活ということもありますが、眉の描き方をマスターするだけでもメイクはキリっと締まるものです。
髪型についても、ドライヤーやコテを毎日使うのでは、髪も痛むし時間もかかることでしょう。
やはりここは、ご自身でヘアメイクを工夫し、自分なりの普段のメイク、髪型を作り出していく(決めておく)ことが大切だと思います。
まとめ
おしゃれが続かないというのは、自分で「頑張らなきゃ」とハードルを上げてしまっていることと、ワードローブ(手持ち服)がうまく整っていないことが原因として挙げられます。
お気に入りの「着こなしパターン」をいくつか用意しておけば、一部分をちょっと変えるだけでその日の服が決まります。
人は私たちが昨日何を着ていたかまで克明に覚えていません。
お気に入りの服を中心に、組み合わせで変化を付けながら、何度もお気に入りに服を着て、自分らしさのイメージを作り上げていきましょう。
まずは手持ちの服の中から、基本となるセットを組んでみてください。
何もせず面倒がっていては何も改善しませんよ笑。ぜひ実行してみてくださいね!
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