大人のおしゃれ塾、田中です。
コロナで日々、油断がならない状況ですね。
塾でも換気扇はフル稼働、休憩時間の窓開けも励行していますが、最近はドアも30㎝、開けるようにしました。
ティータイムも中止です。
そんな気持ちが重くなりがちな毎日ですが、昨日「手芸マキ」に行ったとき、偶然、以前から探していた色に出会えたのです。
探していた色との出会い
その色は紫色!
写真はお店の人に許可を得て撮らせていただきました。
写真だと明るめに写っていますが、実際はもう少し黄み寄りで落ち着いた色です。
じつは手持ちのスカートと同じ色の紫をずっと探していました。
ずっとというのは、1年近く、スカートを買った時からです。
そこで、今日はその紫のスカートを履いてマキに乗り込みました笑。
上からスカートを自撮りするのって難しいですね。
毛糸はウール97%、ポリアミド3%です。ポリアミドはいわゆるナイロンですから、少し混紡して糸の強度を出しているようです。
写真では、両方の「色み」が揃っているようには見えないかもしれませんが、私としては、このような出会いはめったにないことです。
欲しい色は探している時ほど出会えない
おしゃれ塾では、色彩の学習に、とても力を入れています。
授業ではドレープ(診断用の布地)を使いますが、塾生さんには「このドレープと同じ色の服は、まず見つかりませんよ。お店で探そうと思っても、そうは簡単に見つかりませんよ~」と何度も言っています。
本当に、探しているときほど、欲しい色は見つかりません。
紺やグレーでさえ見つかりません。
色を識別する能力が高まるほど、求めている色との「色み」の違いが分かるようになりますから。
この色に出会えたのは本当に偶然です。
ここまで思い通りの紫に出会えるとは!しかも毛糸で!!たまたま3階の毛糸コーナーを覗いただけでしたから。
「しかも毛糸で!!」というのは、毛糸を望んでいたわけではありません。本当はセーターやカーディガンなど、買ったらすぐに着れるものを探していました。
偶然の出会いとはこのようなものでしょうか。
おわりに
この毛糸で、ストールを編むか、セーターを編むか、残りの玉数が少ないので、作れるものは限られてきます。
素材の「色」が理想的でも「かたち」がイメージ通りに仕上がらない可能性もあります。
服というのは、色、素材、デザイン(かたち)から成っています。
思い通りの仕上がりにするのは、なかなか難しい作業です。オリジナルなデザインは特に大変です。そこが楽しいのですけれども。