こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。
雨上がりの午後、先日は友人のT先生と広島市現代美術館に行ってきました。
リニューアルオープンしてから2回目の訪問となります。
前回はリニューアルを記念した特別展【Before/After】
今回は当館所蔵のコレクションを中心に、広島ゆかりの作家作品を交えた展示が行われていました。
コレクション展2023-Ⅰ(コレクションハイライト)
T先生は車ですが、私は比治山下から歩きです。
木々が水気を含んで鬱蒼(うっそう)としていました。
あまりの蒸し暑さに、バスにすれば良かったと後悔しながら歩くこと10分。
なじみの階段状のエントランスに到着!
まだ曇っていました。
【コレクション展】は全部で4室使われていて、A-1室では三宅一生や横尾忠則、草間彌生など著名作家の作品がズラリ。
A-2 室ではアンディ・ウォーホルをはじめ「作風が分かりやすい」という視点から展示がされていました。
「見たことのある作家」が「知っている作家に」、そしていつかは「お気に入りの作家」になってもらえればと、リーフレットには書かれています。
A-3室は「ヒロシマ」と現代美術というテーマで、当館所蔵の「原爆」をテーマとした作品や、人間の苦悩や喪失に向き合う作品が紹介されています。
すでに見知っている作品も多かったですが、私は堂本右美氏のCALM(静けさ)という作品に惹かれました。
油彩の大作(194×259)ですが、ブルーを基調とした墨流しのような背景上に、黒い大胆な曲線が鍬(クワ)の刃先のように描かれています。そのコントラストが意表を突いていてやられましたね~。
A-1 室から3室までは撮影NGなので作品をご紹介できないのが残念です。
コレクション展2023-Ⅰ(コレクションリレーションズ)
一方、写真撮影が許可されていたのはA-4室【村上友重+黒田大スケ「広島を視る」】でした。
ただし、撮影許可といっても遠くからの撮影が認められているだけで、個々の作品を近くから撮ることは禁止されていました。
こちらでぎりぎりセーフといった感じです。
村上友重氏の作品群。
村上氏は「物質が光に反応し変質する現象」をとらえるため、紙に薬品を塗布して感光させたり、光を受けて生育する植物の観察を行ったりしています。
広島を拠点として活動されているそうです。
一方、黒田大スケ氏は、広島の平和記念公園等に設置されている彫刻について、作者に直接聞き取りを行い、その情報をユーモラスに映像化しています。
そのやり方(表現)が秀逸なのですね。
ネタばれになるので詳しくは言えませんが、、、
リーフレットに大写しになっている「猫」ちゃん、可愛いとは思いましたが、まさかこんなことになっているとは、というのがこの作品のオチです。
他にも様々な動物が登場して、目が点になりました。
少々グロテスクですが(笑)
カフェKAZEとこの日のファッション
1時間近く鑑賞した後、ミュージアムショップを少し見てから向かったのはカフェKAZE。
店内には海外からのお客様が3名。あとは私たち2人、ゆったりと期間を過ごすことができました。
昼下がりの2時半。
外はまだ曇り空。この日は一日こんなふうでした。
店長さんは私のことを覚えて下さっていて、「おしゃれな方なので」とヨイショも入ったお言葉を賜わりました。
そう言われると、この日着ていたものをご紹介するのは躊躇(ためら)われるのですが、まぁ、いつものファストファッションです(笑)
昨年の商品だと思うのですがユニクロの小花柄ワンピース。ワゴンにひっそり¥1,290で置かれているのを「これは使える」と4月ごろ購入していました。
夏はワンピースが便利です。あれこれ悩まなくてもサッとスタイルが決まりますからね。
ただこの商品はVゾーンが深いので、下には黒のタンクトップを着用します。
手術の跡が見えるのはラリアット(ネックレス)でカバー。
ラリアットって牛を捉える「投げ縄」が語源なのですね。ググって初めて知りました。
このラリアットは30代から使っていて、縦のラインをシュっと作ってくれるうえに悪目立ちせず大変重宝しています。手放せませんね。
腕周りは、最近はアップルウォッチを使用しています。ベルトはファッションによって変えることができるのですが、面倒なので「シルバー」一択。
このウォッチを着用するようになってから、座りっぱなしがなくなり(警告してくれる)、毎日8,000歩以上は歩き、心肺機能も「平均より低い」から「平均」「平均より上」になりました。
そしてここ何日かは「高い」になっています。自分ではそんなに心肺機能が上がった自覚はなく、暑すぎてハアハアしているからではと訝(いぶか)っています。
話がそれました。もとに戻して、、、
シューズは昨年度購入したGUのスポーツサンダルです。こちらも何かと重宝しています。
身に着けるものが濃い色ばかりで全体的に暗くなりがちですが、グレイヘアなので意外と重くなりません。
冷房が寒く感じるときには、ダイソーで買ったストールの出番です。輪っか状のスヌードをストールにリメイクしたのですが、バッグからサッと取り出してすぐに肩掛けできるので大変便利です。
おわりに
お店ではチーズケーキとコーヒーを頼んだのですが、T先生との話に夢中になり、すっかり写真を撮り忘れてしまいました。
気が付いたときはお皿はカラッポ。
甘みを控えたチーズケーキで、舌溶けがまったり、とても美味しかったです。
コーヒーはサラッとシンプルな味わいのものと、癖のあるものと2種類あるらしく、どちらがいいか迷っていたら、「濃厚なチーズケーキには癖のあるものの方が合いますよ」との店長さんのアドバイス。
確かにチーズケーキと一緒にいただくと「癖がある」とは思えない味わいでした。
午後のひととき、T先生と楽しい時を過ごせてよかったです。
7月22日(土)から始まる【アルフレド・ジャー展】の前売りチケットも買いましたし、満足、満足。
【アルフレド・ジャー展】は本来なら2020年の夏に開催予定でしたが、コロナ禍と美術館の改修工事のため3年間の延期されていました。