大人のおしゃれ塾、田中です。
今日は広島県立美術館、川端龍子展に行きました。
本来の会期は5月31日(日)までだったのですが、コロナで休館分が延長され、6月21日(日)までとなりました。
ここのお庭はいつ来ても素晴らしく、今日は紫陽花が一段と美しかったです。
写真がうまく撮れず残念でした。
川端龍子は東京の大田区に龍子記念館を建てており、ここには以前から行きたかったのですが、行けないままになっていました。
今回、生誕135年ということで、広島での大規模展。
観ることができて良かったです。
『伊豆の覇王樹』は1965年、81歳で亡くなる前年に出展された作品です。
キャプションには「富士とサボテン(覇王樹)の組み合わせが意表を突く異色作」とあります。
濁りのある赤と緑のコントラスト。
約2.5m✕4.8mの大作です。
個人が小さな空間で鑑賞する「床の間芸術」が主流であった時代に、
「会場芸術」こそ「大衆のための芸術」といって、次々と大胆な作品を発表し続けた龍子。
美術展のリーフレットのコピー「衝撃のスケール!」も納得です。