広島文化学園の創立60周年記念式典に出席してきました。

雑感

こんにちは。大人のおしゃれ塾、田中です。

いやー、歳月の流れるのは早いものです。50周年記念からもう10年が経ったとは。

作日は広島文化学園の創立60周年の記念式典に出席してきました。

会場は学園がネーミングライツを得ている広島文化学園HBGホール。

10年前の創立50周年の式典には、元理事長・学長であられた坂田正二先生も車椅子で出席されました。それから5年後の2019年、坂田先生はご逝去されましたが、先生には本当に多くのことを学ばせていただきました。特に“組織の長”たるものに求められる資質については考えさせられました。

今、先生がご健在なら、この少子化時代を学園がどう歩むかについてお聞きしたかったです。

式典は開会に先立ち、これまでの学園の歩みがスライドで上映されました。

開式の辞の後は国歌斉唱と続くのですが、現理事長・森元弘先生の感慨深い式辞には客席から大きな拍手が起こりました。開学の祖である海見勝先生も坂田先生も、文化学園の校舎が見えるマンションに住まわれ、職を退かれた後も毎朝、欠かすことなく学生たちへエールを送っておられたとの話でした。

両先生を知る私にはそれが事実であることを知っています。鬼籍に入られたお二人のことが偲ばれました。

式典の第二部は学生たちの学科ごとの発表です。

トップバッターは私が所属していたコミュニティ生活学科。今では数少なくなった家政系の学科です。ファッションやフード、ライフデザインなど暮らしに身近な分野が学べる学科ですが、今回はファッション系の学生たちによるピンワーク&ヘアメイクショーでした。

ヘアメイクが終わった後は、モデルの衣装が披露され、観客から大きな歓声があがりました。ダンスシーンもある華やかなステージで、大変見応えがありました。

最後は音楽学科による吹奏楽でしたが、被服学科(短期大学)からスタートした本学園が、今や3学部7学科にまで発展した経緯には感慨深いものがあります。

究理実践嚶鳴教育(対話の教育)を掲げる本学園の教育への情熱と使命感がこれからも末長く続くことを願っています。

短期大学は赤の校旗、大学は青の校旗です。

60周年の記念品は学園のロゴマーク入りのトートバッグでした。私も学生と同じものをいただきました。

両サイドにアウトポケットがあり、マチ幅も広く、学生にも使い勝手が良いのではないでしょうか。

評議員の私は手土産として学園のおせんべいもいただきました。いつもはHBGのマークですが今年は60の数字が入っています。このおせんべい、なかなか美味しいのですよ。

式典にはスーツで行くつもりでしたが、昨日はまさかの猛暑のぶり返し(涙)。壇上に上がるわけではないのでワンピースで出席させていただくことにしました。

12時50分に始まった式典ですが、終了したのは16時20分。3時間半という長丁場でしたが、キャンパスが4つある(長束、坂、阿賀、郷原)本学では、学生が一堂に会するのはめったにないこと。その意味でも有意義な会ではなかったかと思います。

HBGホールを出たら外は相変わらずの蒸し暑さ。袖まくりして帰りました。

良い一日でした。