大人のおしゃれ塾、田中です。
思うように外出ができない日々ですが、みなさまはお家時間をどのように過ごされているでしょうか。
今日は、洋裁初心者の方でも簡単に作れる「おしゃれなポンチョ」を考えてみました。
必要なものは2枚のストールと針と糸だけで、ミシンも要りません。ぜひ挑戦してみてください！
出来上がりはこちら。
バックスタイル。
お花のアップリケは私が勝手に付けたので(笑)みなさまは何もつけなくて大丈夫です。以前リメイクに使用したKENZOのスカーフです。（その時の作品はこちらクリック）
無地で着用したい場合は、アップリケがない面を表にします。
腕が通る穴（スリット）があるのにお気付きでしょうか？
２枚のストールの長い方を、腕が通る部分を残して縫い合わせるだけで「ポンチョ」になります！写真のように、肉厚な素材がお勧めですよ。
今回は数年前に購入した「ユニクロU」のウール100％のストールを使用しました。セールのワゴンにあるのを見つけて購入しておいたものです。
サイズは180×40㎝。
図中の「縫いあわせる」という部分を、初心者の方は「どんな方法でも良いですから」手前側と向こう側を小さな針目で「すくって」縫ってください。
洋裁や和裁の経験がおありの方は「本ぐけ」が理想的だと思います。「まつり縫い」でもＯＫです。
糸はストールと同じか、できるだけ近い色のものを選ぶと仕上がりもきれいです。100円ショップに行けば10色くらいがまとめて入ったパックも売られています。
各部の寸法は、今回使用したストールの場合の数字ですので、ストールの長さに応じて、空き（スリット）の位置や長さは調整してください。
2枚のストールの「長い辺」を、待ち針や安全ピンで仮りどめし、空き（スリット）の位置を確認されると良いです。
あとはチクチク縫うだけです。
空き（スリット）の両側は、何針か同じ所をすくって補強しておくと丈夫で安心ですね。
縫い始めの玉結びは表から見えないよう針を入れる位置に気を付けましょう。
縫い終わりの玉どめも同様です。私が縫い終わりは何針か縫い代を行ったり来たりさせて、玉どめせずに糸を切ります。ほどけることはありません。
おわりに
洋裁というと頭が痛くなるという方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と始めてみると何とかなるし、じわじわ楽しくなってくるものです。
世の中にはいろいろな娯楽はありますが、手作り服に向きあう時間もまた、味わい深いものではないでしょうか。
