色彩を味方につけるとファッションは驚くほど洗練度が高まる!

おしゃれ

大人のおしゃれ塾、田中です。

個人レッスン、着々と進んでいます。

今日はイエローベースとブルーベースでした。

イエローベースの色というのは、太陽光が当たった葉色のように、黄みを帯びた色のことを指します。

ブルーベース(の色)というのは、その葉っぱの裏側(日陰の部分)のように、青みを帯びた色のことです。

なぜこのような理解が必要かというと、イエローベースの色同士、あるいはブルーベースの色同士の配色は調和するからです。

ベースカラーが共通項(共通因数)という訳ですね。

ベースカラーを揃えれば、決しておかしなコーディネートにはなりません。

色数を3色以内に収めれば、確実にセンス良くまとまります。

これは男女問わずあてはまる法則です

色票を使って判別練習をしたら、次は雑誌の切り抜きです。

切り取った色が、イエローベースなのかブルーベースなのか、判別して台紙に貼っていきます。

色によってはイエローベースなのかブルーべースなのか、判断しにくい色があるのが悩ましいところです。

白黒はっきりさせたい気性の方は、この「どっちつかず」な色の存在は許せないかもしれません笑。

私からすれば、両方の要素を備えた色は、ファジーな味わいがあります。どちらのベースカラーにも添いやすいですし。

受講生Wさんは、「色みの判断はあいまいで大変難しい印象を受けた」とされています。

受講生のVさんは、「共通の要素を持つ色は調和するということを初めて知った。反対にベースが合っていなければ調和しない、違和感を感じるということなので、イエローベースとブルーベースが見分けられるようになりたいと思った。」とおっしゃっています。

さらにVさんは、「この日から色が気になりだし、チラシやパンフレットをがむしゃらに切り抜いて」見分けの訓練をされたそうです。

このように、色彩に興味を持ってくださり、私もとても嬉しいです!

さて、来週はフォーシーズン(春夏秋冬)に入りますよ~。

どのシーズンが似合う似合わないでなく(それもありますが)、どのシーズンの配色も使いこなせるようになっていただきたいと思っています。